口座を実際に開設をしたものの、別のFX会社を使いたくなったときや、FX自体をやめてしまい、口座を使う目途がない場合は、口座を放置するのでなく、退会することをお勧めします。退会処理はそれほど難しいものではないです。
退会前にやるべきこと
実際に退会する場合はまず以下のことに注意しておいてください。退会後は何もできなくなってしまうからです。
口座残高の出金
口座に残高を残したまま先に解約手続きを行った場合、残っている資金を出金できなくなる可能性があります。そのため、まず一番先にやらなければならないのがお金の出金です。残高を0にしてください。ボーナスは、出金申請を行った時点で消滅します。
ポジション決済
退会するためには保有ポジションがゼロでなければなりません。ポジションを持ったままの状態で退会処理を進めることはできません。
取引履歴の取得
トレードをして利益を上げた場合は、税務署へ報告する義務が生じます。退会後では、取引履歴が確認できなくなってしまいます。これまでの履歴が確認できなくなりますから、必ず取引履歴や取引明細を出力しておくようにしましょう。マイページへログインしてください。ホーム画面に「レポート」があるのでクリックしてください。

以下から各種履歴を見ることができるようになります。レポートページでは、「入出金履歴」「資金移動履歴」「両替履歴」がありますので、順番に履歴を取得します。

下記画面から、取引履歴をダウンロードすることもできます。期間を選択して資金の流れに関する履歴をダウンロードしてください。


退会方法
退会方法は主にチケットを出して問い合わせをする方法がメインですが、他にもチャットなどで案内をもらうことも可能です。サポートセンターへ連絡することで退会処理ができます。ユーザーの操作で自動退会はできませんので注意してください。
口座を休眠させる
実際に退会することはしたくないけど、しばらく口座を使う予定がない方は休眠扱いにする方法があります。MT5口座に資金がゼロの場合、1ヶ月間取引を行わなければ自動的に休眠口座扱いになります。しかし残高が残ったまま休眠になると、口座維持手数料として毎月10ドルが差し引かれます。退会するにしても、休眠させるにしても放置はしないようにしてください。しばらくトレードをしない場合は口座から資金を抜いておくことを推奨します。
解約後にアカウントの再登録
一度解約すると、同じアカウント(同じメールアドレス)で再登録はできません。取引を再開したいのであれば、別のメールアドレスを使うことで、アカウントの再登録が可能です。ただし複数のアカウントを所持すると規約違反となりアカウントが停止される可能性があります。
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